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③気の異常(気の病)

こんにちは!

 

東洋医学的鍼灸部門担当の長谷部です。

 

前回までに

①気の働き(作用)

②気の動き(気機)

についてお話させて頂きました。

 

そこで今回は

この“気の働き(作用)”と“気の動き(気機)”に

異常が起こっている状態

すなわち

③気の異常(気の病)

についてお話させて頂きます。

 

“気の異常(気の病)”は

様々な身体所見から観察されますが

代表的なものは

主に以下の4つに分けられます。

  • 気虚
  • 気陥
  • 気滞
  • 気逆

 

気虚

身体に気が不足している状態です。

気が不足しているため

気の正常な働きが失われて様々な症状が出ます。

 

気陥

気の働きの中でも

とくに固摂作用の低下した際に

みられる状態です。

 

気滞

身体の気の巡りが滞っている状態です。

気は常に巡っているのが正常なため

この状態も様々な症状が出てしまいます。

 

気逆

身体の気の動きがバランスを失い

“昇”の動きに偏ってしまった際に

みられる状態です。

 

これらの状態は

気の側面から見て身体の異常を

表しているのですが

一見同じような症状を表すこともあります。

 

例えば

気の働きの一つには

身体の生理物質(気・血・水)を

巡らせる働き(推動作用)がありますが

その働き(推動作用)が低下することは

気が足りなくても(気虚)

気が滞っていても(気滞)

どちらでも起こり得ます。

 

なので

気が巡っていないがために

起きている症状は

“気虚”でも

“気滞”でも

どちらでも起こり得るともいえます。

 

そのため

気が不足している為に気が滞っているのか

単純に気が滞っているのか

を見極める必要があります。

 

その見極めのためには

ある質問をします。

 

ここまでで、だいぶお話が長くなってしまったので

ある質問については次回にお話させていただきます。

 

 

ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました!

 

 

 

ディエタ立川院

東洋医学的鍼灸部門担当 長谷部 貴大

 

 

 

 

 

 

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